
「また、バイクに乗ろうかな」
そう思っている方は多いのではないでしょうか?
何気ない日常の出来事で、すり抜けていくバイクの姿や
街角に停めてあるバイクにふと目が向く瞬間。
心の奥にしまっていた「バイクに乗りたい」という気持ちが湧き上がります。
今の自分に合ったバイクを、安全に楽しむためにどんなバイクを選んで良いか
不安で一歩踏め出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
リターンライダーがバイクを選ぶ際の基本ポイント
1. 体力と体の変化を考慮する
若い頃のように無理がきかない体であることを自覚することが最も重要です。
2.ライディングポジション(乗車姿勢)が楽なバイクを選ぶ
スーパースポーツのような前傾姿勢がきついバイクは、腰や首、手首に負担がかかり、長時間の運転が苦痛になることがあります。
ネイキッドやツアラー、アドベンチャーなど、上半身が起きた「アップライト」な姿勢のバイクがおすすめです。

3.車体の軽さと足つき性を重視する
重い大型バイクは、取り回しや押し引き、Uターン時に大きな負担になります。万が一立ちごけした際、自力で起こすのが難しい場合もあります。
バイクにまたがって、両足がしっかり地面に着くか確認しましょう。信号待ちや低速走行時の安心感が全く違います。
4.疲れにくい工夫があるか
シートのクッション性や、風圧を軽減するウインドスクリーン(風防)の有無も重要なポイントです。
ライフスタイルに合った排気量と車種を選
1.通勤や街乗りがメインなら
250ccクラスは、車検が不要で維持費が安く、車体が軽くて扱いやすいのでおすすめです。近場のツーリングにも十分対応できます。
2.ツーリングや長距離走行がメインなら:
高速道路での安定性を求めるなら、400cc以上も選択肢に入ります。最近の大型バイクは、昔に比べて軽量で電子制御も充実しており、乗りやすくなっています。
3.ゆったりとした気分で乗りたいなら:
アメリカン(クルーザー)やクラシックモデルは、そのスタイルとゆったりした乗り心地が魅力です。ただし、車体が重いモデルが多いので、試乗して取り回しを確認しましょう。

安全装備と維持費を考慮する
1.安全装備の有無
ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)やトラクションコントロールなど、最新の安全装備が搭載されているモデルがおすすめです。急ブレーキや滑りやすい路面での転倒リスクを軽減してくれます。


2.維持費の確認
バイクは車両本体価格だけでなく、任意保険、税金、ガソリン代、メンテナンス費用などがかかります。特に大型バイクは車検代やタイヤ代なども高くなる傾向があるので、予算に合った排気量を選びましょう。
3.試乗と相談を大切にする
憧れの車種があっても、カタログスペックだけで決めるのは危険です。
まとめ
必ず試乗して、実際に体に合うか、取り回しはできるかを確認しましょう。
バイクショップの店員さんに、年齢や用途、体力的な不安などを正直に相談し、アドバイスをもらうことも重要です。
これらのポイントを踏まえ、「無理なく、楽しく、安全に」バイクに乗り続けられる1台を見つけてください。
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